仲介手数料とは、不動産仲介業者へ支払う費用であり、
不動産会社や仲介会社に支払われる手数料のことを指します。
仲介手数料は、不動産取引において、不動産仲介業者に対して支払う必要がある費用です。この手数料は、不動産の売買や賃貸借契約の仲介を行う専門業者に支払われ、彼らが提供するサービスや取引の円滑化に寄与する一方で、消費者には物件価格の3%が請求されるため大きな諸費用となります。不動産仲介業者は、売主と買主、または賃貸人と賃借人との間で契約の交渉や調整を行い、法的手続きや書類の整備を支援し、物件の詳細情報を提供します。そして、これらのサービスに対する報酬として仲介手数料が支払われることが一般的です。
仲介手数料の簡易的な計算方法
仲介手数料には以下の計算式のような簡易的な計算方法があります。
売買価格×3%+6万円=仲介手数料
この仲介手数料については、宅地建物取引業法の第46条において
以下のように規定されております。
【新築も中古も戸建てもマンションも土地も全てこの規定内容は共通です】
- 宅地建物取引業者が宅地又は建物の売買、交換又は貸借の代理又は媒介に関して受けることのできる報酬の額は、
国土交通大臣の定めるところによる。
- 宅地建物取引業者は、前項の額をこえて報酬を受けてはならない。
- 国土交通大臣は、第一項の報酬の額を定めたときは、これを告示しなければならない。
不動産売却にかかる仲介手数料
住宅の売却を考える際、通常の手順は、まず自宅の査定を宅建業者に依頼し、客観的な評価を受けることです。宅建業者は査定価格について意見を述べる際、法的根拠に基づいて説明を行わなければなりません。したがって、依頼者は価格だけでなく、査定の根拠や経緯についても詳細に説明を受けることが大切です。査定結果を受けて、土地や建物の評価、そして提案される売り出し価格について相談し、最終的な売り出し価格を決定し、媒介契約を締結することになります。不動産売却のプロセスにおいて、価格以外にも物件の評価や査定根拠についての説明を受けることが非常に重要です。
媒介契約は3種類あります
- 1専属専任媒介契約
- 特定の業者一社のみに仲介依頼をできるもので、業者の媒介を通してのみ売買可能な契約
- 2専任媒介契約
- 特定の業者一社のみに仲介依頼が可能で、自ら発見した相手と直接売買取引できる契約
- 3一般媒介契約
- 複数の業者へ重ねて依頼(明示型と非明示型)できる契約
不動産の媒介契約において、自身の要望や状況に合った選択をすることが非常に重要です。媒介契約にはいくつかの特徴があり、その理解が必要です。
通常、仲介手数料は取引が成功した場合に支払われる成功報酬であり、取引が成立しなかった場合は発生しません。宅地建物取引業法により、仲介手数料の上限額が設定されていますが、実際の仲介手数料は物件の価格や仲介業務の内容に応じて調整されることがあります。一般の利用者は通常、仲介手数料について詳しくないため、不動産会社の説明通りに仲介手数料が決まることが一般的で、通常の市場競争において合理的に形成される「相場」は仲介手数料にはほぼ存在しません。
T&Aホームでは、不動産購入だけでなく、不動産売却時の仲介手数料も最大無料で提供しています。まずはお気軽にお問い合わせいただき、他社との価格差や最終的に手元に残るお金を比較していただければと思います。